「電子書籍は紙の本と比べて記憶に残りにくい」
こんなこと、聞いたことありませんか?
確かに、そういった研究結果も出ています。
ですが、個人的にはそこまで変わるかなぁと思っています。
私自身、今まで7年ほど電子書籍を使ってきましたが、紙の本と比べてもそんなに記憶しにくいと思ったことはないです。
それに、読み終わった後にアウトプットをすれば、電子書籍でも記憶に残すことができます。
今回の記事では、電子書籍だと記憶に残りにくい理由と、記憶に残す方法である「アウトプット」について解説していきます。
なぜ紙の本の方が記憶に残りやすいか?
まずは、なぜ紙の本の方が記憶に残りやすいか、一般的な理由をまとめます。
物理的に存在しているから
紙の本は、電子書籍と違いモノとして存在しています。
本の厚み。匂いや手触り。ページをめくるといった動作。
こういった互換を刺激する要素がたくさんあります。
さらに、今読んでいるページが全体のどこらへんかもわかりやすいです。
こういった情報が、内容と一緒に記憶に残るため、電子書籍よりも記憶しやすいと言われています。
読書に集中できるから
電子書籍の場合、スマホで読んでいると端末の通知や他アプリへの誘惑により読書へ集中しづらくなります。
これに対し、紙の本はそういった誘惑に邪魔されません。
そのため、読書に集中しやすく頭に内容が残りやすくなります。
じゃあ、電子書籍はだめなのか?
結論としては、全くそんなことなし!
電子書籍だと記憶できないかと言われれば、全くそんなことはないです。
個人的には、単純に電子書籍になれていないというのも原因なのではないかと思っています。
私の電子書籍歴は7年ほど。ずっと続けてきたせいだとは思いますが、今となってはそこまで記憶に残りにくいと思ったことはありません。
それに、この後解説する「アウトプット」をしっかりとすれば、電子書籍でもちゃんと記憶に残すことができるようになります。
読んだら必ずアウトプットをすることで、電子書籍でも記憶に残すことができる
本を読んだら、必ず「アウトプット」をしましょう。
しっかりとアウトプットをすることで、電子書籍でも記憶に残すことができます。
むしろ、紙の本でもアウトプットをしなければすぐに忘れてしまいます。
それぐらい、アウトプットは重要です。
やり方は簡単。読み終わった後に以下項目を書きましょう。
ノートやコピー用紙、スマホのメモ等、自分の好きなものに書いていただいて構いません。
①内容のメモ
本で学んだことをメモしましょう。
本を読んでいる時に、気になったところをマーカーで引いたり、メモを残しておけばアウトプットの際に効率よく内容を思い出すことができます。
②感想
次に、本の感想を書きましょう。
その本を読んでどう思ったか、どういうところがためになったか等、自分の思ったことを書いてください。
③アクションプラン
最後に、学んだことを実践するために、実際の行動(アクションプラン)を書きましょう。
読んだだけでは、内容は身に付きません。実践していくことで自分のものとなります。
小説の場合はアクションプランを考えるのが難しいかもしれませんので、無理に書く必要はありません。
ですが、ビジネス本や自己啓発本のような本の場合は、しっかりと行動する内容を決めておくことが大切です。
まとめ
今回は、「電子書籍と記憶について」、「アウトプットの大切さ」について解説しました。
「電子書籍が気になるけど、記憶しにくい」
そう思った方は、しっかりとアウトプットすれば問題ありません。
ぜひ、電子書籍を手に取ってみてください。
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